セルフジェルネイルをはじめてみたいけど、マニキュアも綺麗に塗れないし、私には難しいのかな?
ジェルネイルは何だか難しそう、と思っていませんか?
ジェルネイルは、自分のペースでゆっくり塗ることができるので、これまでマニキュアがうまく塗れなかった人にもおススメ!ここでは、
- セルフジェルネイル歴10年超え
- ネイルの資格取得済
- 現役の化粧品開発者
- 大学院でジェルネイル等の「ポリマー」を研究していた専門家
の私が、セルフジェルネイルの塗る手順とコツを分かりやすくおとどけします!
私も知識0からセルフジェルネイルをはじめたので、何が正解かわからない状態で始めました。
初めから知っておきたかった!という10年間の経験の情報が詰め込んだので、これを教科書にしてジェルネイルに挑戦してくださいね。
手順と方法を守れば、初心者でもサロン級の仕上がりに
ジェルネイルの手順
まずはジェルネイルを塗る手順を確認しましょう。自分の確認したい手順に飛んでください
爪のプレパレーション(ケア・下準備)
「プレパレーション」とは、ジェルネイルの前にする爪の下準備のこと。略して「プレパ」なんて言うことも。
プレパレーションに厳密な決まりはないですが、今回は基本的なプレパレーション、下準備をご紹介します。
プレパレーションだけですごい量…
プレパレーションを怠ると、持ちが悪くなったり、見栄えが悪くなるので必須!でも、一つ一つにそんな時間はかかりませんよ。
A. 爪の長さをやすりで調整し、形を整える
まずは、爪の長さと形を整えます。
エメリーボード(自爪を削る用のやすり)を使って爪を削り、長さと形を整えます。
エメリーボードなど、ネイルファイル(やすり)の選び方はこちらの記事をチェック!【準備中】
基本的に爪切りは使いません。
長さも削るのがベストですが、長くて時間がかかる場合は爪切りで切ってから整えるのでもOK!
エメリーボードで爪を削ると、バリが出やすいので、エメリーボードの後は目が細かめのスポンジファイルで断面をこすってバリ取りをしてくださいね。
エメリーボード(180/240)
スポンジファイル(180/220)
B. 爪表面をサンディングする(ノンサンディングジェルなら不要)
次に、爪の表面に細かい傷をネイルファイルでつけます。これを、「サンディング」といいます。
使うアイテムはクッション性のあるスポンジファイル(スポンジバッファー)がおススメ。
スポンジが爪のカーブにフィットしてくれるので爪全体に均一にサンディングしやすいんです!
粗さ(G:グリッド数)は「100/180G」と書いているものを選びましょう。
スポンジファイル(100/180G)
自爪をサンディングします
全体が曇る程度にサンディング
粗さ、グリッド数って?って思った人はネイルファイル(やすり)の選び方の記事をチェックしてください。
爪全体をまんべんなくサンディングすることでジェルと爪の密着が上がり、長持ちするようになります。
※塗るベースジェルが、「ノンサンディング」のベースジェルだったり、「ピールオフベースジェル」の場合は、基本的にサンディングはしなくてOK!
C. キューティクルプッシャーで爪表面の汚れをかきとる(プッシュバック)
爪に貼り付いているルースキューティクル(爪に貼り付いている汚れ)をキューティクルプッシャーで取ります。
キューティクルプッシャーは爪に対して45°の角度で当てることを心がけましょう。
キューティクルプッシャー
爪に対して45°の角度で当てて使います
ルースキューティクルとは、不要な甘皮が爪の表面についたまま爪が伸びて、爪の上に余分な角質の汚れとして乗っているものです。
ルースキューティクルはパッと見、見えませんが実はほとんどの爪に付いています。
ケア前、よく見ると根元にルースキューティクルがついてます
プッシャーでプッシュバック
軽く表面をこすっただけでこんなたくさんのルースキューティクルが!
プッシュバックでは以下のことに気を付けましょう。
- Point 1. キューティクルプッシャーは45°の角度で
-
角度が低すぎても高すぎても爪をえぐる原因に。
- Point 2. 力を入れ過ぎない
-
力を入れ過ぎると爪表面を削ってしまいます。
- Point 3. プッシャーは親指と中指だけでもち、人差し指は添えるだけ
-
余計な力が入らなくなります。
- Point 4. 表面だけでなく爪のサイド、爪の生え際のコーナーをしっかりプッシュバック
-
爪のサイドと生え際は特にルースキューティクルがガッツリ付着していることが多いのでしっかりプッシャーで剥がしましょう。
- Point 5. 滑りが悪い時はプッシャーに水を付けよう
-
プッシャーの先に少量の水を付けてあげることで、プッシュバックがしやすくなります。小さな入れ物に水を入れ、毎回チョンチョンとつけながら作業しましょう。
- Point 6. ルースキューティクルが取れにくい時はキューティクルリムーバーを使おう
-
キューティクルリムーバーは角質を柔らかくしてくれる液剤です。少量を爪の生え際にたらし、プッシャーで優しくこするとルースキューティクルが取れやすくなります。
D. キューティクルプッシャーで甘皮を押し上げる(プッシュアップ)
爪に貼り付いているキューティクル(甘皮)をキューティクルプッシャーでゆっくり押し上げます。
③のプッシュバックと同じタイミングでやってしまうことが多いです。
キューティクルが爪に張り付いた状態だと生え際のライン(キューティクルライン)が分かりにくく、ジェルを塗りにくくなるためです。
また、貼り付いた甘皮の上から塗ってしまうと、そこからジェルがリフトして(浮いて)しまう原因になります。
プッシュバックは細かく、早くプッシャーを動かしますが、甘皮を押し上げる時は、ジワーっとゆっくり優しく押し上げましょう。
ケアのBefore → After。甘皮を押し上げて爪の生え際をスッキリさせます
(白いカスなどは後で拭き取ります)
真ん中からコーナーまでしっかり押し上げて、綺麗な生え際の状態にしておくと、後からジェルを塗りやすいです。
E. キューティクル(甘皮)周りをニッパー、はさみで整える
爪の生え際のラインをキューティクルラインと言います。
キューティクルラインがささくれ立っていたり、長く伸びた甘皮が邪魔している場合、キューティクルニッパーで取り除きます。
基本的に甘皮はカットしない方が良いです!甘皮は新しく生えてくる爪を保護したり、細菌の侵入を防ぐ意味役割もあるためです。
初心者さんの場合は甘皮はカットせずに押し上げるだけ、ささくれだけを取り除けばOK。
ニッパーで爪回りのささくれを取り除きます
爪回りはデリケートで、傷ができると細菌が入りやすくなるので、ケアには細心の注意を!
ニッパーじゃなくても小さなハサミでもOK。
F. エタノールで爪を拭き、油分を除去する
この工程が、とっても大事!
ジェルネイルが浮く原因の上位が「油分除去できていなかった」ことによるものです。
不織布の毛羽立たないワイプに、無水エタノールやネイルネイルクレンザーの液剤を染み込ませて、爪を拭きます。この時、
- 爪の表面
- 爪の根本
- 爪のサイド
すべてをしっかりと、圧をかけて拭き取りましょう。
根元やサイドは、ワイプを爪に巻きつけて、キワまでしっかり拭き取るようにしましょう。
親指にエタノールを含んだネイルワイプをしっかり巻く
爪の生え際やサイドをしっかり拭きましょう
ベースジェルを塗る
ここからジェルを塗っていきますが、一番大事なのは皮膚に付けないこと!アレルギーを防ぐために超重要です。
ベースジェルの役割は以下3つ。
- 爪とジェルとの密着を上げる
- カラージェルの爪への色素沈着を防ぐ
- 爪の凹凸をなだらかにし、カラージェルを塗りやすくする
この役割を理解した上で、塗り方をマスターしていきましょう。
- ベースジェルを少なめに取り、爪の中央付近に塗り、筆にジェルが溜まっていない状態にする。
- Aの筆の状態のまま、根元から1mmくらい空けて、爪の根元に向かってジェルを伸ばす。
- 先端に向かって、爪全体にジェルを塗り広げる。爪の先端(エッジ)にも塗る。
- 全体に少量のジェルを塗れたら、筆に多めにベースジェルを取り、ふんわり根元付近に置く。
- 圧をかけずに先端に向かって筆でジェルを誘導し、表面に凹凸ができないように整える。
- エッジやサイドまでしっかり塗れていて、表面がツルンとしているのを確認したら硬化する(ここで初めて硬化!)
ベースジェルを塗るだけでもしっかりと手順の意味を確認して作業するのがとても大切!
爪を保護して、次の工程をやりやすくするために、以下のポイントをおさえておきましょう。
- Point 1. 皮膚には絶対に付けない、皮膚についたらすぐ拭き取る
-
皮膚にジェルが付着すると、そこからリフトする原因になるだけでなく、アレルギーのリスクがあります。
根元からは1mmくらい空けて塗ったらOK。
失敗して皮膚についてしまったら、オレンジスティックや、細い綿棒などでジェルを取り、ネイルワイプでしっかり拭き取ってください。
- Point 2. 塗る時はスキンダウンをしよう
-
サイドを塗る時、爪の脇の肉を指でしっかり押し下げる(スキンダウン)ことで、爪のサイドが格段に塗りやすくなります!
- Point 3. 2回に分けて塗ろう
-
1回目はジェルを少なく取って塗ることで、ジェルが動く道を作ります。この時に根元やサイドをしっかりライン取りすることではみ出しを防げます。
そのまま硬化せずに2回目では、ジェルを多めにとって圧をかけずに、1回目に作った道に置くようにジェルを塗布します。
- Point 4. 根元、サイド、爪先は薄めに、中央は厚めにジェルを塗ろう
-
根元を薄めに塗ることで、根元から浮きにくくなり、伸びてきても目立ちにくくなります。
爪の中央付近の高い部分を「ハイポイント」といいます。ハイポイントがしっかりある爪は美しく、強度が出ます。
自爪にはハイポイントがなくても、ジェルで作ってあげることで爪の形や強度を補正できます。
- Point 4. セルフレベリングを待つ
-
セルフレベリングとは、ジェルを塗った後自然にジェルが流れて表面がなだらかになる現象のことです。
塗った直後は筆の跡が残りますが、少し待ってあげることでつるんと仕上げられます。
ここでいうベースジェルはアセトンでオフするタイプのベースジェルです。
ピールオフベースジェルの場合は、爪の先端(エッジ)には塗らないなどの工夫が必要です。
ピールオフベースの塗り方はこちらの記事をチェック!【準備中】
カラージェルを塗る
カラージェルも、アレルギー予防のためと同様に皮膚に絶対につけないようにしてくださいね!
カラージェルは様々な種類があり、テクスチャーや濃度が違うので、塗り方もその商品によって変わりますが、基本の塗り方をここではご紹介します。
- カラージェルを少なめに取り、爪の中央から先端に向けて塗り、筆にジェルが溜まっていない状態にする。
- Aの筆の状態のまま、根元から1mmくらい空けて、爪の根元に向かってジェルを伸ばす。
- 先端に向かって、爪全体にカラージェルを塗り広げる。爪の先端(エッジ)にも塗り、硬化する。
- 二度塗り目は一度塗り目よりも少し多めにジェルを筆に取り、同様の塗り方で全体に塗り、硬化する。
- 色をもう少し濃くしたければ、追加で塗り重ねる。
カラージェルもまた、ポイントを押さえることで安全に、きれいに塗ることができます。
以下のポイントを押さえておきましょう!
- Point 1. 皮膚には絶対に付けない、皮膚につけてしまったらすぐに拭きとる
-
ベースジェルの時と同様に、リフトとアレルギーの観点から気をつけましょう。
ベースジェルの上からはみ出ないように塗りましょう。
- Point 2. 二度塗りをしよう
-
基本的に、カラージェルは2度塗り以上を想定されていることがほとんどです。
2度塗りをすることでムラなく塗れるようになります。
- Point 3. カラージェルは厚塗りしすぎない
-
カラージェルは一度で厚く塗りすぎることで、硬化不良を起こす可能性があります。
硬化不良を起こすと、表面は固まっているけど中が固まっておらず、触るとぶよぶよの「生焼け」状態になります。
特に濃い色は中まで光が届きにくく硬化不良を起こしやすいので、少量ずつを塗り重ねると安心です。
アートをする場合は、トップジェルを塗る前に行ってくださいね!
トップジェルを塗る
トップジェルはジェルネイルの仕上がりを左右する大事な工程です。
トップジェルの役割を確認しておきましょう。
- ジェルネイルの強度を上げ、爪を守る
- カラージェルやアート、パーツをコートし、剥げるのを防ぐ
- ツヤを与え、ジェルネイルの完成度を上げる
マニキュアはトップコートを塗らなくても何とかなりますが、ジェルネイルではトップジェルを塗るのはは必須の工程です。
美しく強い仕上がりのために、以下のポイントをおさえて必ず塗りましょう!
基本的に、ベースジェルと同じ塗り方ですが、強度を出すためにベースジェルよりも厚めに塗る方が良いです。
- トップジェルを少なめに取り、爪の中央付近に塗り、筆にジェルが溜まっていない状態にする。
- Aの筆の状態のまま、爪の根元に向かってジェルを伸ばす。
- 先端に向かって、爪全体にジェルを塗り広げる。爪の先端(エッジ)にも塗る。
- 全体に少量のジェルを塗れたら、筆に多めにベースジェルを取り、ふんわり根元付近に置く。
- 圧をかけずに先端に向かって筆でジェルを誘導し、表面に凹凸ができないように整える。
- エッジやサイドまでしっかり塗れていて、表面がツルンとしているのを確認したら硬化する(ここで初めて硬化!)
基本的には、手順もポイントもベースジェルとほとんど同じなので、「ベースジェルを塗る時に気を付けるポイント」を見て下さいね。
未硬化ジェルを拭き取る
未硬化ジェルとは、空気に触れている表面のジェルが硬化せずにべたべたしている状態です。
ネイルワイプに無水エタノール、または専用のクレンザーをを十分に染み込ませて、圧をかけて拭き取ります。
ノーワイプトップジェルをトップジェルに使う場合は、この作業は不要です。
やすりで形を整える
塗り終わった後は、ヤスリで形を整えましょう。
仕上がった後に削ると、逆に剥がれちゃうんじゃないかって思いませんか?私も昔そう思っていましたが、実は逆で、持ちがよくなります。
爪の周りに余分に付着したジェルやバリはそのまま放っておくと、そこから浮いて、ジェル本体も一緒に剥がれることになってしまう為です。
やすりで余分なジェルを削り、形を整えることで、逆に持ちが良くなるので試してみてください!
使ったネイル用品
ここまでの工程で使った道具をまとめておきます。
全て買う必要はありませんが、必要最低限からスタートして、便利グッズは後から少しずつ揃えるのがおすすめです。
ネイルケア
アイテム名 | 道具の重要性 | |
1 | エメリーボード(180/240) | ◎ 必ず用意 |
2 | スポンジファイル(180/220) | ◎ 必ず用意 |
3 | スポンジファイル(100/180G) | △ ノンサンディングベースでは不要 |
4 | キューティクルプッシャー | ◎ 必ず用意 |
5 | キューティクルリムーバー | △ ルースキューティクルが頑固な場合 |
6 | キューティクルニッパー | ○ 小さいはさみでも代用可能 |
7 | 無水エタノール or クレンザー | ◎ 必ず用意 |
8 | 不織布ネイルワイプ | ◎ 必ず用意 |
ベースジェル・カラージェル・トップジェル塗布
アイテム名 | 道具の重要性 | |
1 | 無水エタノール or クレンザー | ◎ 必ず用意 |
2 | 不織布ネイルワイプ | ◎ 必ず用意 |
3 | ベースジェル | ◎ 必ず用意 |
4 | ベースジェル用の筆 | △ ボトル式なら不要 |
5 | オレンジスティック | ◎ 必ず用意 |
6 | カラージェル | ◎ 必ず用意 |
7 | カラージェル用の筆 | △ ボトル式なら不要 |
8 | トップジェル | ◎ 必ず用意 |
9 | トップジェル用の筆 | △ ボトル式なら不要 |
日常生活で気を付けるポイント
丁寧にジェルネイルを塗っても、日常生活で爪を乱雑にあつかっていると浮いたり、割れたりすることがあります。
ここでは日常生活で気を付けるポイントをお伝えします。
ジェルネイルの持ちを良くするコツ
ジェルネイルの持ちを良くするためには、以下のポイントに注意しましょう。
- キューティクルオイルで保湿を心がける
- 爪先に力を入れる作業はできるだけ避ける
- 水仕事をするときは手袋をする
この中でも、絶対に守ってほしいのはキューティクルオイルの保湿です。
爪先でカリカリしたりすると爪先から浮きやすくなるので厳禁!
水で爪がふやけることで浮きやすくなるので、お皿洗いなどはゴム手袋をできるだけ使いましょう!
そういう私も、爪でカリカリしちゃったり、素手で食器洗いしたりします…(笑)
ジェルが欠けた・剥がれた時は
もしジェルが欠けた、剥がれた時は、絶対に無理やり剥がさないでください!
無理やり剥がすと、爪の層が剥がれて爪がとても痛みます!
爪の表面が剥がれるとガサガサに毛羽立ち、薄くなって少しの刺激でも痛みを感じます。
少しだけかけた場合はそこにジェルを足してリペアできる可能性があります。
一方で、浮きが多い場合は一度オフすることが必要。
ジェルネイルの表面を粗めの(150または180G)ファイルで削り、アセトンリムーバーを浸したコットンを置き、アルミホイルで巻いて10~15分ほど置きます。
その後、柔らかくなったジェルをオレンジスティックやプッシャーなどで優しく取り除きます。
まだジェルが硬くて取り除けない場合は、もう一度リムーバーを浸したコットンを置いてアルミホイルで巻きます。
セルフの場合、片手ずつオフするのがおすすめ。
1本ずつ順番に巻いて、1本ずつ取り除いていけば、浸す時間とオフする時間を両立できて効率がいいですよ!
あまりにも爪が痛んでしまった場合は、1ヶ月以上ジェルをお休みするのが良いですね。
爪や皮膚のトラブルの対処
爪のトラブルはたくさんありますが、すぐに皮膚科へ行くべき症状を説明します。
グリーンネイル
グリーンネイルとは、緑膿菌という細菌に爪が感染しておきる爪の病気です。
このように、爪が緑色っぽく変色します。
ネイルをオフした後に、自爪がうっすらとでも緑色に変色していた場合、その爪はネイル厳禁です!
爪は短く整え、消毒用エタノールでしっかりと消毒をして、緑色の部分がなくなるまでネイルをお休みしましょう。
緑色の部分を削ったファイルは消毒、または消毒できない場合は捨てて!
緑膿菌は常在菌と言って、日常生活にありふれた菌なのですが、水回りに多く存在し、湿気を好みます。
浮いたネイルをそのままにしておくと、そこに水が入って常に湿気た状態になり、緑膿菌が定着しやすい環境に。
また、抵抗力が落ちている場合も感染しやすくなります。
ジェルネイルアレルギー
ジェルネイルをした後、爪の周りなどが我慢できないほど痒くなったり、あかくグジュグジュとただれてきたらそれはジェルネイルアレルギーかもしれません。
ジェルネイルアレルギーを防ぐ鉄則は、『ジェルを皮膚に付けないこと』。
皮膚からジェルの成分が吸収されることで引き起こされるので、ジェルを皮膚に付けない、爪回りに傷がある時はジェルをお休みするか、保護して皮膚への吸収を防ぐことが大事です。
もし、ジェルネイルアレルギーを発症した場合は、原因物質と考えられるHEMAやアクリル酸不使用のジェルを使用することで、発症を抑えられる可能性があります。
ジェルネイルアレルギーを防ぐ方法、アイテムを詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください!
まとめ
セルフジェルネイルを楽しむためには、基本的な手順と注意点をしっかりと押さえることが大切です。
以下の手順を覚えておきましょう。
- 爪の長さを整える
- 爪表面をサンディングする
- ルースキューティクルを取り除く
- 甘皮を押し上げる
- ニッパーで爪周りのささくれなどを取り除く
- 無水エタノールで油分除去する
- ベースジェルを塗る
- カラージェルを塗る
- トップジェルを塗る
- 未硬化ジェルを拭き取る
- やすりで形を整える
はじめは、あまり塗れなかったり、はみ出してしまうこともあるかもしれません。
ですが、経験を積んでいくことでうまくなれます!
ここでお恥ずかしながら…これが私のBefore→Afterです!
もう色々と違いますよね(笑)
ど素人、かつ完全独学でもこうなれます!
楽しみながらスキルアップしていきましょう
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